お久しぶりでございます。ちょっと前ですが無事に復帰しました。が、、、花粉症の自分にとっては厳しい時期に既に突入しており、流行りのアレとか関係なく外出は極力控えてる状態ながらもなんとか登っております。
今回の記事は、前回の記事の続きで同じエリアの開拓です。(今回の記事も・・・か)
前回の記事はこちら。

緑玉岩
緑がかったツルツルで傾斜の強いボルダー。大きいが高さはありません。右側はホールドがありますが左側は全くない・・・。傾斜的には左側が130度くらいで右側はそれ以上だと思われます。
① キャッツアイ 1級
マッチSDスタート。斜めに走るバー状のホールドからスタートで傾斜が一番強い部分を直上します。全体的にスローピーで気を抜くといつでも落ちれます。
② 緑の火 2級
セパSDスタート。前半はガシガシ行けますが後半のリップ(スローパ)は慎重に。ライン全体を通して言えることは下地が悪いです。スタートの左ポッケは2本〜3本入るくらいで右のカチはインカットしてない感じですが意外と持てます。
③ カンテ 3級
セパSDスタート。②と同じスタートからトラバースせずそのままカンテを直上するライン。ガバばかりなので気持ちよく登れます。

ちなみに横から見るとこんな感じ。断面がキレイ。手前側が②と③のスタートで奥側の出っぱってるあたりが①のスタート。

剣山岩
高さは4メートルくらいでかなり大きなボルダー。ホールドが尖ってて痛い。
① side by side 3級
セパSDスタート。このラインは下部コンプレッションで上部スラブ。下部は下に引くホールドが出てこない面白いラインで色々なムーブを試して登りました。個人的には細かく刻んで登るのが面白かったです。

ちなみに横から見るとこんな感じ。下部はちょっとだけ傾斜があります。上部はどガバですが脆い部分もあります。

サイコロ岩
高さはありませんが奥行きがあり独特な形のボルダーで下部は傾斜があり上部はスラブ。全体的に下に引くホールドより横からのホールドが多いです。ちなみに下地は良いですがすぐ後ろは崖なので大きめのマットは敷くのが難しいです。ちなみに右下にある岩は別の岩なので使ってません。
① 塹堵(ぜんと) 5級
セパSDスタート。左側のカンテを直上するラインで持てるホールドが多くて気持ちよく登れます。降りる際は右側から降りたほうがいいです。
② 陽馬(ようま) 2級
セパSDスタート。①と同じスタートから右側のスラブ面を登るライン。やることが多くて面白かったです。
③ 鼇臑(べつどう)3級
セパSDスタート。右側のカンテを直上するライン。初手がちょっとパワフル。

樹雨岩
高さもあり大きさも程よく左右で岩質が異なる変わったボルダー。下地が悪く思いのほか面白かったです。そしてこのボルダーを登った日は晴れてたのに登るときはなぜか雨が降ってきました。
① 石苔 2級
SDスタート。離陸が少しパワフルですがコツさえ掴めば問題ないです。それよりも足が悪くて楽しかったです。
② 彩雲 1級/初段
SDスタート。①と同じスタートから右へトラバースして川側へ回り込むライン。パワフルかつ繊細でなかなか面白かったです。

金剛岩
下部に何か住んでそうなハングがあり見た目かっこいいボルダー。今回は上流側のみ登りました。下流側も登れそうですがあまり惹かれなかったので登ってません。
① ブリリアンシー 初段
マッチSDスタート。
② ディスパーション 初/二段
マッチSDスタート。①と同じスタートでハングを越えたら右のラインへ。①のラインもそうですが繊細なホールディングが必要でバランシーかつパワフルで面白かったです。

ちなみに①②のスタートホールドはこちらです。

関門岩
手頃な大きさで傾斜のあるボルダー。大きいですが個人的に登って面白そうなラインは1つだけでした。あと石の滑り台が楽しめます。
① 苦悶 2段
セパSDスタート。カンテのラインを極力左(下流側)へ逃げずに右側からトップアウト。最初から最後まで気が抜けない良課題でした。下地が川なのでビニールシートやマットはあった方が良いです。下部はポジティブ、上部はスローピー。
このエリアの登れそうなボルダーはほぼ登りきりました。まだ数個あるのですが暖かくなってきておそらく時間かかりそうなので一旦一区切りとします。地元の方となかなか会ってお話しする機会がなく、トポとして纏めるかどうかはまだわかりませんが、準備だけはしておこうと思います。それではまた。